『総合型地域スポーツクラブ』というのは、地域住民が気軽に運動する場を設け、そこを中心に活動する団体のことです。
最初は健康づくりを目的として始められたものでしたが、それ以外にもスポーツを通じて新たなコミュニティを形成する、その地域のまとまりにつながるものといった役割を果たすような存在にもなっていきました。
神戸などでは阪神淡路大震災の後、こういった活動を地域復興の手段の一つとして活用したそうです。
海外ではより大きな規模でこの活動に取り組んでおり、ドイツでは子供たちは14時ごろに学校が終わり、その後クラブ活動に参加できるような環境を作っています。また、大人もフレックスタイム制などを利用して17時には就業できる体制を作ったり、完全週休2日制などでクラブに参加しやすい環境を作っています。こういった中で、ドイツでは現在クラブは地域に欠かすことのできない重要な存在となっています。
ドイツのクラブの様子です。(http://www.nagaspo.com/vision.htmlより)
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